九州の新緑ツーリング [ツーリング]
ツーリングです。
大型連休に入る少し前の休日ですが
なにか花で見るツーリングにしようかとも
思いましたが藤もアレレ?って間に終わりそうな感じのタイミング。
ギリギリ咲いてるけど
大型連休まで花は持たないだろうな。
福智町にある藤寺で
藤棚の藤はほぼ終わりなんだけど
地面には八重咲の藤の絨毯が見れました。
これはこれで綺麗だけどね。
残った藤の花を楽しみましたが
見どころは樹齢を重ねた藤の幹なの。
生命感が凄い。
同敷地内にあるクスも大きいよ。
生命パワーをいっぱい分けてもらって
ツーリングの続きを始めますが
花はこんな感じで今が旬だって花は無いので
今日は特に目的地を決めずに
わたしが大好きな新緑を見ながら走る事がメインのツーリングにしようと思います。
大分県の竹田方面を適当に走って
サラダ色になった山や森の中を走っちゃうプランで
走り始めたツーリング。
何時もの小石原を越えて日田。
日田からはちびっ子バイクじゃないと
選ばない玖珠へ抜ける道へ。
しばらく走ると杉や檜の植林の山や
ドングリの木だらけの植生から広葉樹林の山に変わってきます。
やっぱり春から初夏にかけての
新緑はわたしに元気をくれます。
高塚から新緑が眩しい山の中。
顕徳坊尊展望台へまた来てみた。
360度サラダ色に囲まれた
わたしのお気に入りの展望台。
新緑の季節にしか来た事ないけど
この時期にここにくるとカッコウやウグイスの声しかしない
とっても清々しい気分になれる展望台なんです。
まずは命の洗濯その1。
山から下って天ケ瀬に出たら
再び坂道を登ると慈恩の滝を上から眺めれるようになってた。
木が伐採されて見下ろせるようになってるだけなので
覗く時は自己責任で。
滝を見下ろして更に小国方面へ行くと
ステキな森を抜けます。
木漏れ日が気持ちいい道。
木々の隙間から見えるみずみずしい新緑を見て
命の洗濯その2。
そんな森の中を走ってると
道路のすぐ横にカケスを発見!
地面にいることなんて無いから
鷹に襲われたのか?
カラスの仲間とは思えない美しい羽。
近付くと藪の中に隠れたので
大丈夫そう。
またしばらく走るとわいた温泉郷。
あちらこちらから噴気が上がる
源泉だらけの場所。
空き地のような場所にも
グツグツと沸き立つ場所がいっぱい。
熱くて触れないけど
温泉の成分がめっちゃ濃そうだ。
硫黄の香で
温泉気分を味わったら黒川温泉で
茜ちゃんに給油して産山の山吹水源へ来てみました。
ここって駐車場から水源まで
けっこうな距離を歩くのであまり来ない場所なんだよね。
水源までの道を歩くと
マムシ草がいっぱい。
新緑のシーズンになると
よく咲いてる花。
(花だよね?)
水源から流れ出る川に
椿の花。
この季節まで咲いてるのか?
そして久しぶりに来た
山吹水源。
ワーーって感動しないのが
山吹水源らしいマイナー感。
しかし水中を覗いて見ると
そこはやっぱり水源らしい透明度をもった美しい池だってわかります。
泳いでるのはアブラハヤかタカハヤかな。
池の中のあちらこちらの
底から湧き出ていて
カメラを入れているのはマナーを考えて排出部に近い場所の湧く場所。
湧いている場所だけ
砂の色が違う。
写真じゃ伝わんねー。
水が生まれる森の中で
命の洗濯のレベルを上げたら
竹田方面へ走ります。
竹田方面って言うか大分県なので
ランチはとり天。
竹田市街地の入口にある天神丸福さんで頂きましたが
う~ん、これは唐揚げだな。
すこし濃い味で美味しいけど
欲を言えば4個じゃなく5個欲しかった。
ランチ後は竹田らしい場所をウロウロ。
志土知付近にある「隧道が好きだ」の隧道。
通学路だって。
トンネルの入口は普通だけど
内部はシミやコケで出来たグラデーションが綺麗な隧道でした。
なかなか良い見学だったな。
と、ここでアテにしていたグーグル先生の調子が悪い。
電波もイマイチで位置情報が得られないため
スマホをポケットに入れて適当に走ってるとこんな神社がありました。
崖の穴は市用横穴古墳だって。
神社と古墳はあまり関係ないみたいだけど
狛犬は力強かったよ。
国道付近で電波が回復したため
隧道が好きだのスポット2個目。
平田地区にあった隧道。
隧道にしなくても良かったんじゃないかって思うくらい
隧道の上の土が少ししかない隧道。
大好きな隧道見学で命の洗濯追加。
竹田から帰る方向に走って
くじゅう連山が見える道へ。
新緑に囲まれた森も良いけど
パっと視界が開ける場所も最高。
広い草原と雄大なくじゅう連山。
バイクで走ると最高に気持ちの良い道。
この道を走る事で
わたしの今日の命の洗濯のレベルはMAXに。
肺の奥の細胞から爪の先まで
リフレッシュされた気分になれました。
来月になるとくじゅう連山は
ピンクのミヤマキリシマが咲き誇る事でしょう。
(今年は花が早いからもう咲いてるかも・・・しらんけど)
気持ちがいいので
走り抜けるのがもったいなくて
チョコチョコと停まりながら草原の道を走る。
ヒビッキーも草原へ。
忘れず回収して
残りの道を走る。
R442に出たら瀬の本高原。
高原の道を走りながら見える景色も素晴らしい。
年によっては野焼きの順延とかでGWが終わる頃じゃないと
野焼きから緑が完全に復活しない事も多いのだけど
今年は最高に綺麗な状態で各地からの観光客を迎えれそうな草原になっています。
では、ここからは一気に帰路へ。
ファームロード経由で
縄張りエリアまで戻って来ると夕景になりました。
陽が長くなったので
夕焼けを見るって事はいっぱい遊んだって事になるな。
雲がないため
ドラマチックな夕景とはいかなかったけど
目を細めてみる夕焼けはいいもんだ。
程よい疲れを感じつつ
茜ちゃんに給油してガレージに戻って九州の新緑を見る
ツーリングはおしまい。
特に行先を決めずに
新緑だけを求めて走るツーリングは
わたしの良いリフレッシュになりました。
では、またのご乗車をお待ち申し上げます。
◆◇◆ Minorist Hibik ◆◇◆
広島ツーリング海いっぱいの2日目 [ツーリング]
<・m= チュンチュン Σ・m=チュンチュン
おはようございます。
三原市内で目覚める朝です。
ホテルの朝食が6:30からってことで
10分前にロビーに降りて先にバイクに荷物を積んでから
ビュッフェスタイルの食事と食後の珈琲を頂いてツーリング2日目のスタート。
今日は瀬戸内海らしい島をいっぱい走るプランにしたので
まずはR185で竹原を目指します。
その途中にあった水中鳥居。
朝陽を浴びて神々しい。
堤防越しに全貌を見ると水中じゃねーじゃないか。
潮が引いてなかったら
ちゃんと水中だったかも。
竹原までの道は
ずっとこんな感じで海を見ながらの道。
船と並走して走れちゃう。
竹原港からフェリーに乗る予定にしてるけど
まだ早朝って事で観光するなら今がチャンスと数秒前に
思い付いたプランで竹原観光。
昨日、鞆の浦がごったがえしていたのを見ていたので
誰も居ない時間に竹原の町並みを走って見たよ。
nipporiaのホテルもあるため
路地の中はエンジンを切って押して歩きます。
古い旧家の軒には
可愛い飾り。
ここも竹鶴酒造へ寄ったことのあるツーリングから
9年振りの訪問となりました。
町並みは変わらないけどわたしのバイクは
GSR750から今のバイクに変わっています。
では、船の時間とか調べてないけど
竹原港へ。
港に着くと
これ以上ないくらいと思うくらい良いタイミングで
私が乗るフェリーが入港してきた。
本土側へ降りる車と人はそれなりにいたけど
島へ向かうのはわたしと車が2台だけ。
なので船内もガラガラ。
波の無い瀬戸内海航路なので
バイクはベルトで固定とかなんにもされずにそのまま。
船は竹原港を出て大崎上島へ向かう。
この航跡を眺めてると
島ツーリングの気分が盛り上がるな。
広島県民がこんなに海に面したところで生活しているのに
水平線が見える海は怖いと言うだけあって
360度どこを見ても島が見える風景。
遠くに精錬所だけの島も見えてきた。
こうして潮風を浴びながら
懐かしい風景を眺めているとほどなく大崎上島のめばる港に入港。
何時もなら島に上陸したら
時計回りに島を巡り始めるのが私の島ツーリングのルーティンなんだけど
今日は港に近いところに行きたい場所があるんです。
ナビが無いと難しいミカン畑の細い道を
登って行くと到着。
島に着いたばかりですが
「隧道が好きだ」のポイント。
上組隧道といって
こんなに小さな隧道でも島民にとっては大事な隧道だったと思います。
(今は外周に綺麗な道があるからほとんど利用は無いかも)
トンネルなので山の中を通ってるわけですが
その山はこんな山 ↓
瀬戸内海の島らしく
柑橘の畑が広がっています。
隧道の反対側は赤煉瓦。
人の手で組まれた石垣と赤煉瓦が
すごく素敵。
大きさはこれくらいで
軽自動車がやっとって大きさ。
隧道の中には
この隧道を建設する時に寄付した方々の名前が刻まれています。
クラウドファンディング的な奴か?
段々畑で見るような石垣の基礎で
作られた素朴な隧道見学でした。
隧道のある丘から
海側に下ると島の外周路に出るのですが
その港の広場に響ホイホイがあるじゃないか。
知らなかったよ。
まぁ、離島だから
無いとおかしいか。
では、ホイホイに捕獲されたらセオリー通りに時計周りで島を走ります。
離島でも
造船所があったり
島らしい綺麗な海岸線の道があったりと変化が楽しい道。
さらに走ると派手派手な
かもめ館。
島民のコミュニティーの場になってるみたいだけど
面白い建物だよね。
渡り廊下は神峰山の登山口に通じてる連絡橋らしい。
また造船所の横を抜けますが
工場の規模よりでっかい船を作ってる気がするよ。
更に走って島の南東部。
この坂の上の岬に
次の目的地の中ノ鼻灯台があります。
ここも9年振りだけど
色が綺麗になってる。
ドーナツの中に
背の低い灯台があるのが可愛いのよ。
上にあるホテルの人に許可をもらって
上からも眺めてみました。
あ~、海が綺麗。
来てよかった。
そうそう、この中ノ鼻灯台のすぐ下の道が
また最高に気持ちいいので走ってみたよ。
いや、その走るじゃなく
バイクで走るんだよ。
キャーー、最高かっ。
島の絶景ロードで汗をかいたら
次の島に渡るための港へ向かいます。
しかし昨日も世羅高原で桜をみたけど
この大崎上島も桜が満開(4月14日)
初夏の九州からワープして春の瀬戸内海を楽しめました。
しかも桜が咲いているうえに
山はわたしの大好きな新緑真っ盛り。
九州と違って植林も無く
山全部が広葉樹なので景色がぜーんぶがサラダ色。
島の外周を走る道も
桜並木があったりと良い日に来れたかも。
すぐ先にある明石港で船の時間を確認すると
50分くらいあるので神峰山の方へ少し上がってみると
また桜スポットがありました。
眩しいくらいの新緑と桜の組み合わせ。
ツーリングに出かける前まで
こんなに桜を見るツーリングになるなんて思わなかった。
適当に時間を潰せたので
明石港へ。
銀ガメ号さんを乗船口のポールポジションに停めて
港に腰かけて海を眺めながら船を待つ。
刺身にしたら美味しい奴が泳いでる。
(フグは食べんよ)
冷たい缶コーヒーを飲んでると
さっき乗った船よりさらに可愛いサイズの船が入港してきた。
チケットを係員の方に渡して
乗船しますがバイクはわたしだけ。
島から島なので
乗ってる車にはミカンが積まれています。
瀬戸内らしい船の風景と言えるかも。
小さいながらも上にデッキがあるので
上がって潮風を浴びましょう。
大崎上島さよーならー。
そして大崎下島こんにちは。
上陸したばかりですがターミナル内にある
レストランでランチにします。
カレー好きはメニューにカレーがあると
ついに選んでしまう。
ランチを頂いたら大崎下島の御手洗地区にある
恵美須神社の鳥居。
ここから見える岡村島の
橋が並ぶ風景も大好き。
橋で繋がる岡村島だけが
愛媛県でそう思うと遠くへ来たなーって感じちゃう。
今いる大崎下島は過去のツーリングでグルっと回った事があるため
今日はちょっと違う道をチョイス。
海沿いの道より一段高い場所を通る道を
選んでみると高さはそれほどないけど
すごく景色の良い道でした。
丘の上の小路。
すこし先からは
歴史のある街並みが一望できました。
もうこの島は橋で繋がってるいるとはいえ
島らしい時間の流れを感じる。
我ながらナイスな道のチョイスだったぞ。
ステキな道からは島の外周路に出て
次の島へ向かいましょう。
岡村島を見ながら
大崎下島から出る前に大岐神社へ寄り道。
銀ガメ号さんを停めて
境内に入ると大きなムクの樹がありました。
新緑を纏った立派な椋だ。
島の後半を走り切ったら
豊浜大橋。
怖い・・・
渡って地面が見えたら豊島。
豊島は道が綺麗な北側を走って
豊島大橋。
超怖い・・・
渡りきってお尻のムズムズが終わったら上蒲刈島に上陸。
こうして島から島へと渡り走れる素敵な道を
安芸灘とびしま海道と言います。
上蒲刈島の県民の浜。
満開の桜と綺麗な海。
キャンプ場もあって
県民が手軽に楽しめるスポットみたい。
さらに上蒲刈島の後半。
ずっとバイクで走ってて気持ちのいい道が続く。
そして蒲刈大橋。
怖っ! 怖っ! 怖っ!
渡ったらとびしま海道最後の島の下蒲刈島。
渡ってから眺める蒲刈大橋。
渡ってるときは怖くて景色を見てないけど
美しい橋だね。
まだ早い時間ですが
明るい時間帯に帰宅したいため下蒲刈島は特に寄り道することもなく
島の出口の公園でトイレ休憩。
でっかいオブジェに目が行きますが
トイレをしたら公園の奥まで行ってみました。
そしたらこんな景色が見れたよ。
満開のツツジと瀬戸内海。
満開のツツジと河童。
桜は満開だしツツジも満開で
季節が入り混じってる島めぐりでした。
カラフルなタイルのオブジェから出たら
最後の安芸灘大橋。
死ぬほど怖い。
唯一有料の橋で
560円払ったら呉方面へ向かいますが
混んでたため呉市街地へ向かわずにバイパスへ。
筆で有名な熊野町を抜けて
海田大橋経由で広島高速へ。
山陽道に合流した後は一気に帰る方向に走るだけですが
下蒲刈島から走りっぱなしだったので宮島SAで休憩。
あー、
ピクミンが居たー。
世界一平和なゲームと思ってるこのゲームをこっそりやってる私は
ココで限定ピクミンをGET。
こっそりやってるので
ジドリは私じゃなくてヒビッキーに任せましょう。
宮島SAの後は
お尻が痛くなったら休憩を繰り返し
小腹が空いたら広島ツーリングらしくもみじ饅頭で小腹を満たして九州へ。
ガレージに戻る前に
給油を済ませて花と海にまみれたツーリングはおしまい。
1000km行ったかなーと思ったけど
届かんかったな。
それでは2日間の長いご乗車お疲れ様でした
またのご乗車をお待ち申し上げます。
◆◇◆ Minorist Hibiki ◆◇◆