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耳納スカイラインツーリング [ツーリング]



やっと朝晩が涼しくなりましたが

一度秋めいた後にまた猛暑が帰ってきやがった

そんな響の週末。


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今日は早朝から家を出て昼くらいには帰る真夏の朝活のような

ツーリングですが昼過ぎに茜ちゃんのタイヤ交換の

予定を入れているので暑かろうが涼しかろうが今日は朝活と同じ

時間割で遊ばせてもらいます。




行先は耳納スカイラインの尾根の道で

涼みたいと思うのでまずは小石原ダム。

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完成直後は美しかった水没林は

まだ倒れてないものの色がかなりくすんで来た。


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命のあるものと

失ったもののグラデーション。


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そのダムを望む林道へ入って

高台へ上がってみました。


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「天空の〇〇」と

名前が付きそうな場所。


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眼下にダムも見える素敵なところ。


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そんな場所で

今日の朝食はココとするっ。

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食後の珈琲も美味しくいただき

ツーリングの続き。


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と、その前にまだ通行時間外で

車が入れない堰堤の道を歩いてみよう。

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風はまだ涼しいけど9月の半ばなのに

日差しがジリジリ来る。


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ダムを下って下の江川ダムへ。


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更に走って平野部まで下ったら

耳納スカイラインへ向かうため

田主丸方向。


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国道を通らず

田主丸の旧道を走るとこんなレトロな建物がありました。


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和洋折衷。



そのまま旧道を抜ける予定ったけど

やっぱり河童好きは素通りは難しい場所だった。

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うずくまる河童と

拝む河童で1日1カッパ。

(もう2カッパですが)


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古い家並みの中をぬうように

流れる水路の上にランタンを持った河童。


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水上にベンチもあって涼むには良さそう。

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よく見たらこの河童君は

ナマズに乗ってる。

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商店街のシャッターも河童。

外灯の飾りも河童。


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新発見の河童だらけで

ワクワクしてくる。



ヒビッキーと一緒に見つけた河童 ↓

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見逃しそうなブロック塀の

最下段に河童がいたよ。


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予定してなかった河童探しが

思いのほか楽しくて時間を食ってしまいましたが

河童のいる田主丸のすぐ背後が耳納連山。

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連山と言うより横に長ーい山だよ。



調音の滝へ向かう道から

旧峠道を登ると山の尾根道を走る耳納スカイラインへ入れます。

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スカイラインと聞くとすごく快走路を連想するかもしれないけど

尾根の道を通るだけの林道です。



序盤はこんな茶畑の広がる明るい林道。


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高原のお茶畑を

見ながら走れます。

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予想通りこの尾根道は

涼しくてずっとこの道を走りたい気分になれます。


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スカイラインの後半は

森の中。


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そのまま走り抜けると八女側へ下ってしまいますが

今日の目的地はその途中にあるパラグライダーがテイクオフする丘。

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木々がなく筑後平野が一望。


反対側は雲仙普賢岳もくっきり見えました。


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野鳥のさえずりしか聞こえない

至福の時間を過ごせます。


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ここに来るまで軽トラ1台とオフ車バイク1台と

すれ違っただけでほぼ貸し切り。


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生身のまま浮けそうな気分になれる場所でした。



では、帰る方向へ。


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耳納スカイラインを戻った所の分岐から

一度星野村方面へ下るとでっかい棚田があります。


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凄い段々で観光名所になっていますが

もうお米は作ってないみたいだ。


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あの大きさだと機械入らないしね。


もしかしたら彼岸花咲いてるかな?と思ったけど

今年は猛暑がまだ続いているからか

道端に数輪咲いてるだけでした。



棚田からは引き返し合瀬耳納トンネルで

うきは市へ。

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川沿いを走って朝倉市。


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国道より1本中の道を走っていると

三連水車がまだ稼働中でした。


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実際は昼近くて平野部なので暑いのだけど

水辺の風景って和むわー。

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引き続き朝倉の裏道を通っていると

大きな木のある神社を見つけた。


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老松神社だったかな?


茜ちゃんを停めて

お邪魔させてもらいましょう。

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阿形の狛犬。


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面白い。


外から見えていた大きな木は楠らしく

蔦に絡まれてながらも堂々とした

巨木でした。

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いつもならパワーを分けてもらうため

幹に抱き付くのだけど蔦の中からアオダイショウとか

飛び出したら気絶しちゃうので見上げるだけ。




神社を出たら引き続き筑後川沿いの道。

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本流じゃないところにも水が流れていて

小川のような風景になってる場所。


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小魚がいっぱいいて魚鱗がキラキラしていました。



ルートは杷木から小石原越えるか秋月から八丁トンネルを抜けるか

迷いつつトンネルをチョイス。

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遠賀川の土手の道を走って

束の間の涼を感じるため緑のトンネルの中。


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このトンネル、家のガレージまで続いていたらいいのに。

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トンネルを抜けてR200へ。

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国道を暑さに耐えながら走ってショップで

タイヤ交換。



交換後は滑って転ばない

おまじないの儀式を。

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これ以外の清掃は暑くてもう無理なので

夕方にすることにして今日のツーリングはおしまい。



では、暑い中ご乗車いただきありがとうございます。

またのご乗車をお待ち申し上げます。




◆◇◆ Minorist Hibiki ◆◇◆



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近代化遺産巡りツーリング [ツーリング]



台風が通過して空気が入れ替わったように感じた週末。



朝活ツーリングシーズンからフルタイムツーリングの

シーズンへと変わる一発目。

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とは言いつつ家を出る時間は

朝活と同じ暗い時間から活動開始。



行先は長崎県。

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長崎道を使わず

前回の棚田ツーリングと同じくコスパ最強の福岡都市高速から

西九州道を終点の伊万里まで走るルート。

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伊万里からR202を南下し

岐を通過。


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1954年に架けられたポニートラス構造の

可愛い観潮橋を渡って時短のため西海パールライン。

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160円でスイスイ走れますが

今どきETC非対応なのは残念。


特にバイクは小銭出すの面倒くせーんだよ。



と、言っても車でもバイクでも走るの初めてなので

終始ワクワクしながら走らせてもらいました。

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終点の大串まで走って

k12で半島を横断して西側に抜けたら到着。


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わたしの小さな島旅が始まる瀬戸港。


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予定通り余裕をもっての到着だったので

近くのコンビニで朝食を食べてから

ターミナルでチケットを購入。

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島旅の舞台は第二の軍艦島と呼ばれる池島でございます。


港から丸見えの魚たちを眺めてると

私が乗る船が入港。

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瀬戸内海のフェリーと同じく

人と車が下船し終わり次第間髪入れずに

乗船できます。



さっさと銀ガメ号MarkⅡさんを甲板の係員さんにゆだねて

短い船旅を楽しんじゃう。

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港から出てすぐに見えて来る

鼠瀬灯標。

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帽子をかぶってつぶらな目があるこけしみたいで

可愛いな。



船は松島の横を航行して

南西方向へ進みますが松島の横を抜けると前方に

松島の影に隠れて見えなかった池島が見えて来た。

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わたしはマイナリストたちと池島炭鉱ツアーで来た事があるため

上陸は2回目となりますがバイクでの上陸は初めて。


と、言うかいつかバイクで走りたいとずっと思ってて

茜ちゃんで行くにはフェリー乗り場まで距離があり過ぎるし

大型バイクじゃ島の中を気ままに走るのは困難だよなーって

感じてたこのタイミングで銀ガメ号さんが軽量のMarkⅡになったって事で

早速来て見た訳でございます。



新しい銀ガメ号さんはでっかいモンキー感覚なので

島旅にピッタリなのよ。



ちなみに初めての池島炭鉱ツアーは「ココ

当時の炭鉱施設の様子は「ココ




って、事でバイクで初上陸ぅーー。

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第二の軍艦島と呼ばれる池島は

今でも生活をしている方々はいますがほとんどが

廃墟化しています。


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まったく人の営みの気配を感じない

アパート群のど真ん中。

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こうして草が生えずに道が見えている道は少なくて

生活に使われる限られた道だけ整備されているのでしょう。


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ほとんどはこの状態。


廃墟ハンターと言えど近代化遺産が好きで

廃墟自体はそれほど狙って見に来ることは無いのですが

この雰囲気はたまらない。

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第二の軍艦島と呼ばれてるって事は

将来こうしてバイクで走ることは出来なくなるかもと思うと

いまここを走れているだけで感慨深い。


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更に進み第二立坑側へ行くと見えて来る

8階建の近代的なアパート。


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1954年に海底炭鉱の出炭が始まり2001年に閉山するまで

最盛期には8000人もの人が住んでいたため

こんなモダンなマンモスアパートが建てられたのでしょう。


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初めて炭鉱ツアーで来た時はまだ人が住んでいましたが

もう廃墟になっていて立入禁止のロープが張られています。


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わざわざ荒らしに来る人なんて居ないはずですが

ほとんどのガラスが割れちゃってる。



このマンモスアパートの先へ行くと第二立坑で

当然のようにここも立入禁止。

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入れませんがしっかりと第二立坑の巻揚げ機の櫓が

見れます。


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行き止まりなので引き返して

マンモスアパートの裏から第二立坑へ出勤する道へ。


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頭上には「安全」と書かれた看板がまだ残ってる。


階段を下って立坑へ行ける道ですが

柵がされて進め先へは進めないものの柵からは

第二立坑がギリギリ見えた。

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立坑はチラっとしか見えんけど

東シナ海の青が凄く綺麗。



この海の底の炭鉱があるなんて

想像できん。

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出勤路から戻るとマンモスアパートの裏になりますが

棟の4階?部分と最上階に棟と棟を繋ぐ

連絡橋がある構造が面白い。

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裏手は斜面になっていてこっちから見える1階のような場所は

4階部分になります。


もちろんこのアパートも立入禁止。

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人はダメですが

河童のヒビッキーなら良いのかな?

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大勢の人が歩いただろう道を

響が歩く。




汗だくで・・・


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バイクで走ってたら涼しいのだけど

停まって散策してるとやっぱり暑い。


アパートを覆う蔦や藪からムワっと草息が上がって来る。




島にある唯一の信号。

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まだ生きていますが

黄色の点滅以外はもう見れない気がする。



この横断歩道を渡ると長崎市立池島小中学校。

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たしか1人か3人くらいの生徒数のはずだけど

校舎が一番多い時の校舎のままなので離島にある学校としては

別格の大きさ。


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行き止りの第二立坑から戻りながら散策していますが

池島港の近くまで戻ると第一立坑があります。


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錆さびだけど

現役の時の形を今もとどめてくれています。


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瓦礫の中にポツンと残されていますが

他の施設の崩壊が進んでいるなかで

この状態を保つ立坑櫓はかなり頑丈に作られてるからでしょう。


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シックナーや選別機などが集中している炭鉱設備の

中心部ですがどれももうボロボロ。


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自然の成り行きに任せて

自然に還ろうとしてる過程。


2009年の時はこんな感じ ↓

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まだ稼働してそうな状態でしたが

今の姿を見ると過ぎ去った時の長さを感じちゃう。

(わたしも歳とるはずだ)

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ここで生産された石炭を積み込む

クレーンのようなトリマーと呼ばれる装置 ↓


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鏡が池(池島港)の淵に設置されている

積み込み用の設備だけど潮風に負けずにこうして残っているだけで

もう勝手に近代化遺産に認定。


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台風一過の青空と

新旧のメカとメカ。

(台風10号の通過後)



そのまま鏡が池の外周を進むと今でも炭鉱ツアーが行われている

体験坑道の軌道があります。

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ツアーだと当時のままのトロッコ機動車に乗って

坑道へ入れます。


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さすがに海底部分までは入りませんが

炭鉱の中の雰囲気を体験できるんだよ。



では、池島の散策も一通り巡り終えたので

ちょっと水分補給するために港方面へ。

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すると港に着く手前にこんな自販機を発見。

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すごい商品のラインナップ数(笑)


しかも売り切れランプがところどころ点いてるので

生きてる自販機のようだ。



何回入れてもおつりのところに小銭が戻って来るのを

しつこく入れてると買えた。

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しかもめっちゃ冷えてる。


なんだか飲むの勿体ないなー。




水分補給をしっかりして

港へ戻ってると広大な空き地が目に入りました。

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イオンモールを余裕で建てれそう。



今も島民が住んでいる

アパートの裏を通って見ると・・・



これは!

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池島にもアコウがあったぞ。


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「池島のアコウ」


こうして日本の産業を支えた

歴史をいっぱい感じた島の散策でした。

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帰りのフェリーが入港したので

乗船しますが帰りのフェリーの乗客はなんとわたし1人。


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わたしだけの為に甲板員さんは銀ガメ号さんを固定して

船長はわたしだけの為に船を動かします。


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瀬戸港に接岸してわたしだけの為に開いたゲートから

本土に上陸したら近くにある尻久里(尻腐り)浜へ行ってみた。


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名前の由来は綺麗すぎて

尻が腐るまで眺めてしまうからだったかな?



今はまだ海水浴客がいる浜になっています。

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9月なのでクラゲとか出てそうだけど

楽しそうだな。




では、西彼杵半島を南下。

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海岸線の絶景ロードを走っていると

池島も見えました。


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本当に今日は綺麗な海が見れそうって事で

狙って来たことは間違いないのだけど

何度も停まって眺めてしまうほど海が綺麗な日でした。


雲もなんとなく秋の雲だ。

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チョコチョコ止まって海を眺めたら

午後の目的地に到着。


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外海地区の山の中にある

バスチャン屋敷跡。


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一人じゃすっごく心細い道を150mほど歩くとありました。



キリシタンの迫害から身を隠すため

各地を転々としてきた日本人伝道者であるバスチャンが隠れ住んだと言われる

屋敷の跡。

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夕餉の煙を発見され捕らえられたらしいけど

こうして今も隠れキリシタンの歴史を残す場所となっています。

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特にこの外海地区のキリシタンの迫害は

凄くて迫害に関与していた藩は幕府や政府の命であったとしても

今でも好きになれない。




ドアには鍵がかかっていないため

ちょっと失礼・・・

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ドアの面の対には十字架があり

ほぼ真っ暗で怖いのですぐに閉めるのでした。



外からきちんと手を合わせて

バイクまで戻ったら少し走ってカトリック黒崎教会。

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マルク・マリー・ド・ロ神父の指導により

1920年に出来た煉瓦積の美しい教会で小説の舞台にもなっています。

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わたしのツーリングにはある程度その日のテーマがあって

今日は炭鉱など歴史に触れる場所を巡るツーリングです。


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見学させていただききちんと

お礼を言ってツーリングの続き。


しばらく南下して敏刈町で給油したら

半島の東に抜けk204で半島の真ん中の山の中の道。

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細い場所もあるけど走ってる車も皆無で

終始快適に走れた。


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時々見える海も多島美で美しい。


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山道から下るとR206に合流し

西海橋の下へ。



初めての場所なのでナビを起動して

下る道を案内させたら針尾瀬戸の海岸の道に降りれました。


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ここが今日の最期の目的地。


西海橋の新旧を一緒に眺めれるのよ。

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海だけど波が無いように見えるのは

半端なく潮流が速いから。



行き止まりまで行って少し歩いて行くと

こんな激流の様な場所も見れました。

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大きな川みたに見えるけど

海です。




河童でも流されそうだ。



その激流の瀬の対岸には

今日の歴史に触れるテーマに沿った

遺産的なシンボルが。

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針尾送信所の巨大アンテナ。



何度も眺めてるアンテナだけど

このアングルから見るのは初めてだ。

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超広角で見ると左から針尾送信所、弁天島、西海パールラインと新西海橋。


せっまい道でUターンして

帰路へ。

(軽いバイクの恩恵って素晴らしい)

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有田付近まで戻ったところで思い付きで寄り道。


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「ニャン」



有田ねこ街道を通って見たよ。

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陶磁器の窯元の壁に絵が描かれてるだけだけど

どの猫も可愛いのよ。



で、海岸線は30度を超える事がなく昼間でも走れる日でしたが

この内陸部で本日の最高気温の33度となり

早々に退散。

(今までの猛暑を経験してるとそれでもバイクに乗れる気温です)

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帰りのルートも朝と同じ西九州道と福岡都市高速。


西日を浴びたヒルトンが金色に光ってる。



都市高速から見る

博多港に停泊中の大型船。

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アドラ・マジック・シティかな?



都市高速から一般道の峠を越えると

サンセットタイム。

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涼しい風に変わって

背中に感じる西日が心地いい。


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今日は1日中一度も途切れることなく

晴天のまま照らしてくれてありがとう。


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ガレージの戻る前に

給油して今日のツーリングはおしまい。


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明治からの産業の発展の歴史を

感じれるツーリングでしたが長らくのご乗車お疲れ様でした

次のご乗車をお待ち申し上げます。




◆◇◆ Minorist Hibiki ◆◇◆




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