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広島ツーリング海いっぱいの2日目 [ツーリング]
<・m= チュンチュン Σ・m=チュンチュン
おはようございます。
三原市内で目覚める朝です。
ホテルの朝食が6:30からってことで
10分前にロビーに降りて先にバイクに荷物を積んでから
ビュッフェスタイルの食事と食後の珈琲を頂いてツーリング2日目のスタート。
今日は瀬戸内海らしい島をいっぱい走るプランにしたので
まずはR185で竹原を目指します。
その途中にあった水中鳥居。
朝陽を浴びて神々しい。
堤防越しに全貌を見ると水中じゃねーじゃないか。
潮が引いてなかったら
ちゃんと水中だったかも。
竹原までの道は
ずっとこんな感じで海を見ながらの道。
船と並走して走れちゃう。
竹原港からフェリーに乗る予定にしてるけど
まだ早朝って事で観光するなら今がチャンスと数秒前に
思い付いたプランで竹原観光。
昨日、鞆の浦がごったがえしていたのを見ていたので
誰も居ない時間に竹原の町並みを走って見たよ。
nipporiaのホテルもあるため
路地の中はエンジンを切って押して歩きます。
古い旧家の軒には
可愛い飾り。
ここも竹鶴酒造へ寄ったことのあるツーリングから
9年振りの訪問となりました。
町並みは変わらないけどわたしのバイクは
GSR750から今のバイクに変わっています。
では、船の時間とか調べてないけど
竹原港へ。
港に着くと
これ以上ないくらいと思うくらい良いタイミングで
私が乗るフェリーが入港してきた。
本土側へ降りる車と人はそれなりにいたけど
島へ向かうのはわたしと車が2台だけ。
なので船内もガラガラ。
波の無い瀬戸内海航路なので
バイクはベルトで固定とかなんにもされずにそのまま。
船は竹原港を出て大崎上島へ向かう。
この航跡を眺めてると
島ツーリングの気分が盛り上がるな。
広島県民がこんなに海に面したところで生活しているのに
水平線が見える海は怖いと言うだけあって
360度どこを見ても島が見える風景。
遠くに精錬所だけの島も見えてきた。
こうして潮風を浴びながら
懐かしい風景を眺めているとほどなく大崎上島のめばる港に入港。
何時もなら島に上陸したら
時計回りに島を巡り始めるのが私の島ツーリングのルーティンなんだけど
今日は港に近いところに行きたい場所があるんです。
ナビが無いと難しいミカン畑の細い道を
登って行くと到着。
島に着いたばかりですが
「隧道が好きだ」のポイント。
上組隧道といって
こんなに小さな隧道でも島民にとっては大事な隧道だったと思います。
(今は外周に綺麗な道があるからほとんど利用は無いかも)
トンネルなので山の中を通ってるわけですが
その山はこんな山 ↓
瀬戸内海の島らしく
柑橘の畑が広がっています。
隧道の反対側は赤煉瓦。
人の手で組まれた石垣と赤煉瓦が
すごく素敵。
大きさはこれくらいで
軽自動車がやっとって大きさ。
隧道の中には
この隧道を建設する時に寄付した方々の名前が刻まれています。
クラウドファンディング的な奴か?
段々畑で見るような石垣の基礎で
作られた素朴な隧道見学でした。
隧道のある丘から
海側に下ると島の外周路に出るのですが
その港の広場に響ホイホイがあるじゃないか。
知らなかったよ。
まぁ、離島だから
無いとおかしいか。
では、ホイホイに捕獲されたらセオリー通りに時計周りで島を走ります。
離島でも
造船所があったり
島らしい綺麗な海岸線の道があったりと変化が楽しい道。
さらに走ると派手派手な
かもめ館。
島民のコミュニティーの場になってるみたいだけど
面白い建物だよね。
渡り廊下は神峰山の登山口に通じてる連絡橋らしい。
また造船所の横を抜けますが
工場の規模よりでっかい船を作ってる気がするよ。
更に走って島の南東部。
この坂の上の岬に
次の目的地の中ノ鼻灯台があります。
ここも9年振りだけど
色が綺麗になってる。
ドーナツの中に
背の低い灯台があるのが可愛いのよ。
上にあるホテルの人に許可をもらって
上からも眺めてみました。
あ~、海が綺麗。
来てよかった。
そうそう、この中ノ鼻灯台のすぐ下の道が
また最高に気持ちいいので走ってみたよ。
いや、その走るじゃなく
バイクで走るんだよ。
キャーー、最高かっ。
島の絶景ロードで汗をかいたら
次の島に渡るための港へ向かいます。
しかし昨日も世羅高原で桜をみたけど
この大崎上島も桜が満開(4月14日)
初夏の九州からワープして春の瀬戸内海を楽しめました。
しかも桜が咲いているうえに
山はわたしの大好きな新緑真っ盛り。
九州と違って植林も無く
山全部が広葉樹なので景色がぜーんぶがサラダ色。
島の外周を走る道も
桜並木があったりと良い日に来れたかも。
すぐ先にある明石港で船の時間を確認すると
50分くらいあるので神峰山の方へ少し上がってみると
また桜スポットがありました。
眩しいくらいの新緑と桜の組み合わせ。
ツーリングに出かける前まで
こんなに桜を見るツーリングになるなんて思わなかった。
適当に時間を潰せたので
明石港へ。
銀ガメ号さんを乗船口のポールポジションに停めて
港に腰かけて海を眺めながら船を待つ。
刺身にしたら美味しい奴が泳いでる。
(フグは食べんよ)
冷たい缶コーヒーを飲んでると
さっき乗った船よりさらに可愛いサイズの船が入港してきた。
チケットを係員の方に渡して
乗船しますがバイクはわたしだけ。
島から島なので
乗ってる車にはミカンが積まれています。
瀬戸内らしい船の風景と言えるかも。
小さいながらも上にデッキがあるので
上がって潮風を浴びましょう。
大崎上島さよーならー。
そして大崎下島こんにちは。
上陸したばかりですがターミナル内にある
レストランでランチにします。
カレー好きはメニューにカレーがあると
ついに選んでしまう。
ランチを頂いたら大崎下島の御手洗地区にある
恵美須神社の鳥居。
ここから見える岡村島の
橋が並ぶ風景も大好き。
橋で繋がる岡村島だけが
愛媛県でそう思うと遠くへ来たなーって感じちゃう。
今いる大崎下島は過去のツーリングでグルっと回った事があるため
今日はちょっと違う道をチョイス。
海沿いの道より一段高い場所を通る道を
選んでみると高さはそれほどないけど
すごく景色の良い道でした。
丘の上の小路。
すこし先からは
歴史のある街並みが一望できました。
もうこの島は橋で繋がってるいるとはいえ
島らしい時間の流れを感じる。
我ながらナイスな道のチョイスだったぞ。
ステキな道からは島の外周路に出て
次の島へ向かいましょう。
岡村島を見ながら
大崎下島から出る前に大岐神社へ寄り道。
銀ガメ号さんを停めて
境内に入ると大きなムクの樹がありました。
新緑を纏った立派な椋だ。
島の後半を走り切ったら
豊浜大橋。
怖い・・・
渡って地面が見えたら豊島。
豊島は道が綺麗な北側を走って
豊島大橋。
超怖い・・・
渡りきってお尻のムズムズが終わったら上蒲刈島に上陸。
こうして島から島へと渡り走れる素敵な道を
安芸灘とびしま海道と言います。
上蒲刈島の県民の浜。
満開の桜と綺麗な海。
キャンプ場もあって
県民が手軽に楽しめるスポットみたい。
さらに上蒲刈島の後半。
ずっとバイクで走ってて気持ちのいい道が続く。
そして蒲刈大橋。
怖っ! 怖っ! 怖っ!
渡ったらとびしま海道最後の島の下蒲刈島。
渡ってから眺める蒲刈大橋。
渡ってるときは怖くて景色を見てないけど
美しい橋だね。
まだ早い時間ですが
明るい時間帯に帰宅したいため下蒲刈島は特に寄り道することもなく
島の出口の公園でトイレ休憩。
でっかいオブジェに目が行きますが
トイレをしたら公園の奥まで行ってみました。
そしたらこんな景色が見れたよ。
満開のツツジと瀬戸内海。
満開のツツジと河童。
桜は満開だしツツジも満開で
季節が入り混じってる島めぐりでした。
カラフルなタイルのオブジェから出たら
最後の安芸灘大橋。
死ぬほど怖い。
唯一有料の橋で
560円払ったら呉方面へ向かいますが
混んでたため呉市街地へ向かわずにバイパスへ。
筆で有名な熊野町を抜けて
海田大橋経由で広島高速へ。
山陽道に合流した後は一気に帰る方向に走るだけですが
下蒲刈島から走りっぱなしだったので宮島SAで休憩。
あー、
ピクミンが居たー。
世界一平和なゲームと思ってるこのゲームをこっそりやってる私は
ココで限定ピクミンをGET。
こっそりやってるので
ジドリは私じゃなくてヒビッキーに任せましょう。
宮島SAの後は
お尻が痛くなったら休憩を繰り返し
小腹が空いたら広島ツーリングらしくもみじ饅頭で小腹を満たして九州へ。
ガレージに戻る前に
給油を済ませて花と海にまみれたツーリングはおしまい。
1000km行ったかなーと思ったけど
届かんかったな。
それでは2日間の長いご乗車お疲れ様でした
またのご乗車をお待ち申し上げます。
◆◇◆ Minorist Hibiki ◆◇◆
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