晴れ予報だけど

気温は肌寒そうなため遠くへは行かないツーリング。





この時期は春霞が入りやすいのだけど

肌寒い日は空が澄んでるのが良いんだよな。




ウインタージャケットの下に薄手のインナーを着て

古賀市の方へやって来た。



メインの道より旧道好きの習性で

並走する細い道の方を選んで走ってると大きな木のある神社がありました。




参道脇に茜ちゃんを停めて

神社へ入って見ると・・・




「八幡宮」と言うシンプルなお名前。



本殿も素朴な造りですが

屋根の瓦の狛犬が可愛い。




本殿で参拝をしたら

裏にある大クスへ。




びっくりするほどの巨木じゃないけど

たまたま通った道で出会った一期一会の巨木。



鳥山明先生を偲んで、



イデヨ、シェンロン!




見上げると枝のウネリが

神龍にも見えて来る。



八幡宮からちょっと走ると

今日の最初の目的地に到着。



一面黄色の世界へ。



「筵内菜の花公園」




たぶん咲いてるんじゃないか?

程度の軽い期待で来たら満開でした。




満開って事で花見の人や

バイクがいっぱい。





そんな花を楽しむ人たちに交じってビタミンカラーを補給したら

志賀島へ向かいましょう。



そう、今日は志賀島に行くツーリングなの。





新宮町の住宅地を抜けて

茜ちゃんで走りるには広すぎる

海の中道の4車線の道を走り抜けたら砂州の一番細い道。




左が博多湾で右が玄界灘。


志賀島と言えばやっぱりこの海に挟まれた道だよね。




そして志賀島と言えば金印と言いたいところだけど

今年はここなんだよ。




「志賀海神社」



何度か来てるため今日は

横から近道で上がれる階段で失礼いたします。



表からじゃなくても

ちゃんと入口には御塩井の清め砂がありました。

(これを見てから行ってもヒビッキーは居ません)


階段を上がると表からの参道と一緒になり

楼門が見えて来ます。



楼門の先の本殿で

しっかりと参拝させてもらいます。



横には鹿の角の奉納庫。




角だらけ。



境内の木 ↓





こういう生命力を感じる奴って

大好き。




志賀海神社で一番のパワースポットと言われる

亀石。




背景に玄界灘が見えます。



亀石の横に

もっと海が望める隙間が。



崖っぷちですが

蘇鉄の間から玄界灘の展望。



う~ん、ステキ。



では、本題ですが

今年こそこの神社へ来るべき理由は

辰年の2024年は日本中の龍神が志賀海神社に集まり

龍の都になるそうなんだって。



絵馬の絵はもちろん龍。



海と深い関係のある神社らしい絵馬だね。



手水舎の龍。




宝物殿の中にも龍。





神輿の飾りだけあって

迫力あります。




龍の凄みが強すぎて

鬼が可愛く見えて来る。



部屋の奥にまた

神々しい龍の絵。




しばらくわたしのスマホのホーム画面に

なります。




龍神様といっぱい触れ合ったら

神社裏手の道を登って潮見台へ上がってみました。



駐車場に茜ちゃんを停めて

潮見台の展望台。



展望台へ上がると

安定の絶景。



ヒビッキーの背景には

茜ちゃんで通った海の中道が見えます。



間に小さな町もある立派な砂州の地形。



反対側は青い海が広がる

玄界灘。




お手軽ツーリングの定番中の定番スポットの

志賀島ですが何度来てもこの眺めは良いものだ。





ちょっと観光が続きましたがツーリングなので

ちゃんと島も走ります。





海が見えるところでは

ちょいちょい停まりますが・・・





博多湾側なので

透明度はそれほどじゃなもののお手軽ツーリングスポットと

考えると十分に綺麗じゃないかなと思います。




さらに走って志賀海神社の沖津宮が

見える場所へ。




一度干潮の時にギリギリ渡ったことがある島だけど

今日は無理そう。





海と響と茜ちゃん。


ヒビッキーはポケットの中。





委奴国王印の島の道から

再び砂州の道。




砂州の上を飛行機が飛んでる。


道幅が広くて砂州感が無いけど

その砂州が終わるところらへんがもう一つの目的地。



たぶんここから入れそう。


志式神社の駐車場に茜ちゃんを停めて

境内に入ると明るい森の中。




その森の中に志式神社がありました。





目的地じゃないけど

ちゃんと参拝させていただきます。




ここにも御塩井のお清め砂があります。



神殿には青い吽形の狛犬と

赤い阿形の狛犬がいました。




あ、龍の彫刻発見!





これ、凄くない?



たまたま寄ったように書いたけど

しっかりと目的地にしても良い神社だったようだ。




恵比須様もいて

ご利益いっぱいの神社でした。



その境内から海岸へ降りる坂があって

そこから樹のトンネルを歩きます。



樹のトンネルを抜けると

「雁の巣砂丘」




砂州が削られて海岸段丘のような地形になってて

砂丘で福岡県に「砂丘」と名が付く場所があるなんてびっくりと

思って来てみたかった場所なんだよ。



砂浜に出て歩きながら眺める玄界灘。





福岡空港に着陸する飛行機が

車輪を出して降りて来る。





そんな海を眺めるヒビッキーと・・・




響・・・




けっこうな距離を歩かないと来れない海岸なため

志賀島周辺のスポットの中では

マイナースポットになってるけどこれは綺麗だ。





遠くに見える島は猫がいっぱいの相島。





段丘の方へ歩いて行くと

また飛行機が飛んでるしパラグライダーも飛んでる。





飛べない響は波打ち際で

リフレクション。




上半身が消えとる。



飛んでるトビの影の流し撮り。



こうして砂丘を楽しんだら

再び樹のトンネルで戻りますがすぐ横に木にジョウビタキが

出てくれました。




めっちゃ美人さん。





防風林だけどメジロやヒヨなど

いっぱいの野鳥の鳴き声を聞きながら茜ちゃんまで戻って

細い海沿いの道ばかりを選んで走ってると

また見晴らしの良いところを見つけました。





茜ちゃんは押して入らないといけませんが

さっきまで歩いた雁の巣砂丘が一望できる。





では、しばらく走って

ちょっと遅いランチにします。





野鳥を眺めながら食べる

お手軽ランチ。




そろそろ帰路へ向かいますが

もう一箇所寄り道したい場所があるため津屋崎へ。



筵内菜の花公園で満開の菜の花を見たばかりですが

奴山古墳の菜の花。




帰り道なので寄らないともったいないし。




花はしっかり咲いてるけど

シオシオになってしまったトトロ。



何故かこんな怖い案山子も。




菜の花のイメージとまったくかみ合ってない。





こうしてバイクから降りて散策してる間は暖かいけど

陽も傾き始めるて風が冷たくなったため

インナージャケットのファスナーをしっかり首元まで上げて

ネックウォーマーを付けて帰りまーす。





遠くまで行ってない余裕で

わざわざ長閑な道ばかりを選んで帰りました。





地蔵峠で海老津へ出たら

宮若市を抜けて西日を浴びる農道。





土筆が頭を出す田んぼ道。




茜ちゃんには海の中道の4車線の道より

こっちの道がぴったり。



この後は給油をして

ガレージに戻って今日のツーリングはおしまい。



距離はわたしのツーリングとしてはかなり物足らない距離ですが

たった3リットルでこれだけ遊ばて良い1日でした。